歴代紹介2017年度

2017年度 スローガン

次世代へ繋ぐ

〜自らが率先して行動し、未来への懸け橋となれ〜

背景

理事長所信

はじめに

理事長

昭和 44 年に発足した塩尻青年会議所は本年度 49 周年を迎えました。これまで長きに渡り活動を続けてこられたのは先輩諸兄の並々ならぬ努力と、何よりも英知と勇気と情熱をもって活動を 続けてきた賜物であり、また、地域の皆様のご協力のおかげと感謝致しております。

しかしながら時代の流れは圧倒的なスピードを持って変化し、塩尻青年会議所のメンバーも減 少傾向に歯止めがかからず、100 名を超えていた会員も今では 30 名ほどのスタートとなり、深刻 な問題となりつつあります。現在の会務運営においても一人ひとりの負担が増え、本来の目的で ある「明るい豊かな社会」の実現を実行に移すことが困難になってきていることが懸念されております。

50周年を目前に控える中で厳しい時代ではありますが、これまで引き継がれてきた塩尻青年 会議所の伝統と歴史を次へ次へと確実に繋げる活動を中心として取り組んでまいります。過去に も幾多の困難がありましたが、その時にもメンバー一丸となって乗り越えてきたはずです。この先 50 周年を越えた先を見据え、会務運営に全員で取り組んでいくと共に、塩尻のさらなる発展と「明 るい豊かな社会の実現」に向けて活動してまいります。

地域と繋がるまちづくり

これまで塩尻青年会議所は行政や各団体と連携を図り、地域の為に活動を共に行ってまいりました。この活動はまちづくりを基本として活動する我々にとっては一番重要な部分であります。これまで継続して行われてきた事業をさらに発展させ、繋がりの深いものへとしつつ、塩尻のまちづくりの一端としての事業を展開してまいります。

塩尻市内には自社の業績向上を目指しながらも、より良い社会への実現に向けて社会貢献されている企業が数多く存在しております。そのような企業や団体を中心に、未だ活動を共に行なっ ていない企業とも積極的に繋がりを求め、価値ある情報を共有しながら、青年会議所の活動を理 解して頂き、共にまちづくりを進めていきたいと考えます。それぞれの理念は違ったとしても、地域 を想う気持ちは同じであり、その志が集えばより一層の地域の発展に繋がると確信しております。

子供たちの将来のために

子供たちの幼い頃の経験はたとえ小さなものであっても、心に深い思い入れを残し、後の将来への大きな夢へと繋がります。スポーツや団体行動を通じての身体の成長はもちろん、仲間と共に活動することで相手への敬意や思いやりの気持ちを育んだり、チームプレーを通じて仲間と協力することの楽しさを感じたりすることが心の成長にも繋がります。しかし、現代の子供たちは我々保護者世代に比べて著しく体力が低下しているといわれております。その要因としてはゲー ムなどの娯楽が増えたことにより外で遊ぶ機会が減少し、少子化によって兄弟や友達など身近な 遊び相手が少なくなったためなどといわれております。そこで我々が、将来を担う子供たちに身体 や心を成長させるような未知なる体験や、与えられた目標や課題を達成させる体験をしてもらえる ような機会を積極的に提供し、チャレンジ精神を養うなど、子供たちの健全なる育成に寄与するこ とで、将来のくにづくり、まちづくりの担い手として育ってほしいと願います。

会員拡大から次世代へ

青年会議所は 40歳を迎えた歳で卒業する制度があるため、必ず新しいメンバーを毎年増やしていく必要があり、2017年度は目標を高く設定し、会員の拡大に力を入れていくことが必須であると考えます。担当委員会のみならずメンバー全員が気持ちをひとつにし、情報を共有しながら、来るべき 50周年に向けて組織づくりを充実させていきます。しかし、各企業における経費削減や人員の精査などの結果、各人の仕事の量が増えている状況があります。そのような状況においては会費を納め仕事をしながらJC活動をしていくのが困難な状況となってきており、充実した組織作りを現実的に推し進めることは容易ではないと感じます。そこで、塩尻青年会議所としても年会費額の見直しや、準会員制度取り入れの検討、周年事業や他LOMへの参加事業などの負担を分散させるなど、見直す時期がきているのではないでしょうか。そういった内部の体制を変化させ、負 担を軽減させることで青年会議所の主たる目的の奉仕活動や拡大活動により一層の力を注ぐこ とができるのではと考えます。

我々の使命である「明るい豊かな社会」の実現を永続的に実現するためには、この会員拡大と いう活動は塩尻青年会議所の最重要課題だと考え、何よりも行動に移すということ、そして結果に繋げていくことが重要です。

人材育成について

我々青年会議所は社会公共の利益のために活動することを目的とし、2013年度から社団法人格より公益社団法人格に移行して継続してきました。昨年度に経験豊かな先輩方が多く卒業されたことから内部の運営方法や公益法人格としての知識をより一層深めるための人材育成に取り 組んでいく必要があると感じます。事務局や財務局等の会務運営をスムーズに取り組むために一人ひとりのスキルを向上させることで個々の育成に繋がり、より社会へ向けた公益比率の向上を前提とした事業展開にも繋がります。青年会議所は毎年役職が変わる単年度制にて運営がなさ れています。その最大のメリットは会員が成長する場を提供してくれる点であり、青年会議所の活動、運営を多くのメンバーに知ってもらうことです。結果だけを求めるならば経験を積んでいる方が長くその役職を継続した方が運動も確実に成長していきます。しかし、修練により個々の会員が成長することも青年会議所の重要な責務であるならば、自分に任せられた役目を「できること+ α」で一生懸命頑張り、全メンバーで成長していきたいと考えます。

創立50周年にむけて

塩尻青年会議所は2018年度に創立50周年を迎えます。諸先輩方から現在のメンバーに至るまで地道に努力を重ね、この長い道のりを歩んでまいりました。この脈々と受け継がれてきた創始の精神を絶やすことなく50周年を迎えるにあたり、メンバー一丸となって足並みを揃えて準備を進めてまいります。この機会を塩尻青年会議所の歴史や継続する意義、我々が尽力すべき課題などに対する意識を向上させる機会とするだけでなく、塩尻青年会議所はどのような団体へと進化を続けるべきかについて、その先を見据えたビジョンについて今一度見つめ直す絶好の機会と捉えます。また、今後も活動するメンバーには、青年会議所という組織に対する意識の底上げを行い、メンバー一人ひとりが青年会議所とはどうあるべきか、どうあり続けるべきかを導き出して頂きたいと考えます。

むすびに

我々青年会議所の基盤となるものは何よりも家庭や仕事であり、活動を続けられることに対して常に感謝しなくてはなりません。また塩尻を明るい社会へ導くための、故郷を想い愛する気持ちが大切です。青年会議所のメンバー一人ひとりが代表として活動していくという自覚を持ち、塩尻の発展を心から望み、その為には何をするべきかを自分自身が見つけだすことが重要であり、塩尻青年会議所を魅力のある組織としてより一層の反映をさせ、その魅力を対外に向けて発信することが大切であると考えます。

私は2008年度に入会し、青年会議所の活動を通じて地域のために労力を尽くした素晴らしい先輩たちの背中を見続け、真のリーダーに相応しい人たちと繋がりを築くことが出来ました。この繋がりは私自身にとって多くの糧となり、今の原動力に繋がっているものであって、青年会議所でしか得られないものだと考えます。この繋がりを地域や各団体へ、日本全国で活動を共にする各 地会員会議所へとさらに拡大し、次世代へより良い体制でバトンを渡す時まで、精いっぱい活動に取り組みます。本年度、公益社団法人塩尻青年会議所第49代理事長としてこれまで脈々と受け継がれてきた歴史と伝統を絶やすことなく繋げ、メンバー全員と共に誇りを持って一年間活動して参ります。

基本方針

自己の成長から繋がりを広げ、地域とJCが相互発展を遂げられる活動に取り組み、次世代へ確実に繋ぐ。

重点活動

  • 第42回塩企業連携の改善公開セミナーの開催
  • 企業連携の改善
  • 青少年育成事業の開催
  • 次世代へ繋ぐために会員拡大強化
  • 内部へ向けた人材育成に関する事業の開催
  • 50周年に向けた意識向上に繋げる例会の開催
  • シニア親睦会の開催

組織図

委員会紹介

我がまちの次世代創造委員会

塩尻活性化委員会
委員長 小松 直哉

基本方針

現在の私たちが暮らすこの塩尻市は先人たちが築きあげてきた素晴らしい文化と産業が融合した「まち」が構成されています。私たち塩尻青年会議所が発足して49 周年を迎えました。現在、活動を続けられているのは先輩諸兄の並々ならぬ努力と情熱を持ってまちづくり、そして人づくりをしてこられた結果だと思います。そして塩尻市をはじめとする地域の皆様の並々ならぬご協力に感謝申し上げます。

しかしながら、時代の波は物凄いスピードで変化、革新を遂げてきました。この波は我が塩尻青年会議所にも波及しています。すぐそこまで来ている少子高齢化時代。私が入会したときは100名を超えていたメンバーも本年度は30余名からのスタートとなり、新規メンバーが減少している深刻な事態となっています。しかし経験豊富な先輩方が続々とご卒業され出席する現役メンバーも減少し、この先運営自体が不可能になる事態が予想されます。そこで私たちはもっと自分自身 の知識・経験レベルを上げ、青年会議所で学ぶ事の意味を自分の仲間や職場、取引先、そして家族にいたるまで理解してもらい、多くの仲間を増やす為に活動しようと考えました。現状では多くの提出書類、議案の立案、企画、実行、報告という作業が主に参加しているメンバー一人ひとりの活動負担になり、それが重荷となって参加することを辞めてしまうメンバーが増えてしまったように 感じます。委員会メンバーが全員一丸となり、そして塩尻青年会議所として一つの事業に向け邁進するはずが、委員長、副委員長に任せきりになってしまい委員長の想いが届けられない結果になってしまった時もありました。

この状況を打破するべく「我がまちの次世代創造委員会」では会員の拡大、会員自身のスキルアップ、経済人として、そしてJCマンとしての資質向上を目的とし様々な会社、組織、グループと交流をはかりこの塩尻、中信地域に眠る仲間を発掘していきます。理事長のスローガンにもある ように「自ら率先して行動し、未来への架け橋へとなれ」を行動理念とし邁進してまいります。当委員会では3月にシニア親睦例会を行います。これまでご尽力いただいてきた先輩諸兄から知恵と情熱をいただき、様々な情報交換を行い会員拡大へつながる会を盛大に行いたいと考えています。

5月例会では春の新入社員、そして人事異動があり様々なひとが新生活を迎えます。会員拡大のため、そして人材交流のため銀行様や商工会議所様、市役所様と連携し若手異業種交流例会を実施いたします。今まで知り合えなかった方たちとの交流を深め「仲間」となるべく交流を図り、塩尻青年会議所としての活動と魅力を伝え会員自身も交流スキルを上げ自分の会社経営の一助になればと考えます。

10月には会員自身の経営資質向上のため経営スキルアップセミナーを予定しています。自分 自身のスキルを上げ会社の為、社員や家族の為そして塩尻というまちの活性化に役立てられる例会を目指します。我々の使命である明るい豊かな社会の実現の為、この会員拡大とスキルアップを最重要課題ととらえ、何よりも「行動する」を実行し結果につなげていきます。

12月には卒業式・解団式があります。年間事業を締めくくる最後の場として卒業生を迎え、今ま で最前線で活動してくださったメンバーへ感謝の気持ちを伝え、心に残る気持ちのこもった卒業式 を企画いたします。そして卒業しても気軽に遊びにきていただける、そんな関係を築いていきたいと思います。解団式では50周年となる2018年度に向け気合の入る解団式に致します。以上の事業を、永原理事長、山田副理事長のもと委員会だけではなく全てのメンバーと共に一丸となり務めていきますので皆様のより一層のご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

年間事業計画

  1. 3月例会 「シニア親睦例会」
  2. 5月例会 「会員拡大に向けた異業種交流会」
  3. 10月例会 「経営スキルアップセミナー」
  4. 12月例会 「卒業式・2017年度解団式」
  5. 会員拡大

次世代へ繋ぐ塩尻の未来づくり委員会

未来を繋ぐ人財育成委員会
委員長 古畑 祐介

基本方針

本年度塩尻青年会議所のまちづくり・青少年の育成を担う委員会の委員長を仰せつかりました。私は2014年度に入会し、塩尻青年会議所運動に取り組んでまいりましたが、まだまだ地域には多くの課題があると考えます。

私が考えるまちの課題は、人口減少の影響を受け、今では使われなくなってしまったまちの建物や施設が増えているが、このことに対し市民や子供たちの声を聞く機会が少ない事や、活用方法を話し合えていないことだと考えます。利用価値の減った施設も、市民や子どもたちにとっては、まだ必要とされているのではないでしょうか。4 月例会ではこの課題に対して、市民の声や気持ちを取り入れて、塩尻青年会議所として話し合う場を設け、塩尻地域の建物、施設の利用価値や再度活用するための方法を検討しビジョンを策定する事業を行います。

7月には夏のメインイベントである塩尻玄蕃まつりがあります。長きに渡りこの伝統行事が多くの市民に愛され続けております。塩尻青年会議所としては、各諸団体、地域との気持ちを一つにして連携を図るとともに、まちを大いに盛り上げるべく参加します。まちの活性化に寄与するとともに、行政や各諸団体との連携を密にしながら繋がりを深いものへとしつつ、さらなる塩尻地域発展に繋げます。

少子化が進み、スポーツや外遊びの仲間となる身近に住む子供たちが減少しています。今の問題点として、子供たちの自然体験や団体行動が減る反面、テレビやゲーム、室内遊びが増えてしまっていることが挙げられます。そこで9月には、将来を担う子供たちに、団体行動を通じて自然界でのチャレンジ精神を養ってもらえるようなアドベンチャースクールを開催し、皆で一緒に過ごし、体験したことが思い出として残るように設営いたします。

塩尻青年会議所メンバーとして、明るい豊かな塩尻・塩尻周辺地域発展を目指し、様々な活動を展開していくためには、日々支えてくれている家族の理解が必要不可欠となります。その日頃の感謝の意を伝える場として、また一緒に楽しい時間を共有できる場として12月にはクリスマスパーティーを開催し、最高の思い出に残るように尽力して参ります。

そしてわんぱく相撲では実行委員会への参加と、中信場所開催及び全国大会への引率を行って参ります。日本の国技である相撲を通じて伝統文化に触れ合えるだけでなく、真剣勝負の厳しさや礼儀を学ぶ絶好の機会になると確信しています。

以上の事業を、今年一年間原副理事長をはじめ櫻山副委員長、原副委員長、そして委員会メンバーと共に、永原理事長のスローガンにもあります「次世代へ繋ぐ」のもとに一生懸命活動して参りますのでよろしくお願いします。

年間事業計画

  1. 4月例会「市内施設の新たなる活用方法を検討する事業」
  2. 7月例会「第42回塩尻玄蕃まつり」
  3. 9月例会「アドベンチャースクール」
  4. 12月例会「クリスマスパーティー2017」
  5. 第24回わんぱく相撲中信場所への協力
  6. 第33回わんぱく相撲全国大会への出場
  7. 第35回塩尻青年会議所旗争奪サッカー大会への協力

総務委員会

総務委員会
委員長 飯島 聡

基本方針

我々、公益社団法人塩尻青年会議所はこれまで地域の発展を願い様々な事業を展開してきました。本年度は来る創立50周年を迎える2018年度にどのような形で橋渡しをするかが重要になってきます。全盛期の半分になり減少傾向にある会員、そして経験が浅いメンバーが多くいる中、先輩方から受け継いだ伝統を次世代に継承するためには基礎となる土台をより強固にしていく必要があります。我々総務委員会としては歴史や伝統を継承しながら様々な規律を会員がしっかりと守り、行動できるよう総務一般業務、各委員会の連絡調整を徹底して行い組織の縁の下の力持ちとして根底から支えていきます。
先ず、1月に「第100回定期総会」、8月「第101回定期総会」を開催いたします。総会は塩尻青年会議所の最高議決機関となる重要な会です。この会を基にして会員の皆様が2017年度スムーズに活動出来るよう委員会一同取り組みます。

また、1月の総会同日に開催いたします「新年祝賀会」では理事長以下役員並びに2017年度スローガンを平素よりお世話になっております来賓の皆様に周知しながら今後の塩尻市のあり方、塩尻青年会議所の活動について語って頂き交流することを目的にして開催いたします。
以上の事業を委員会メンバーと共に一生懸命努めて参りますので皆様のご協力宜しくお願いいたします。

年間事業計画

  1. 1月例会「第100回定期総会」
  2. 8月例会「第101回定期総会」
  3. 「新年祝賀会」(1月)
  4. 「会員手帳の作成」(1月)
  5. 「理事会運営の協力」(議事録作成等)
  6. 会員拡大の推進

賛助会員(法人)順不同、敬称略

  • 中村病院
  • 中信興業株式会社
  • 塩尻市役所
  • 塩尻商工会議所
  • 株式会社エイ・デザイン
  • 株式会社 市民タイムス
  • 財団法人 塩尻・木曽
  • 地域地場産業振興センター
  • 株式会社 企成工業
  • 十四三
  • 有限会社 中信紙工
  • 和彩 拓
  • やきとり大吉 塩尻店
  • 長野銀行 塩尻支店
  • 平成交通 有限会社
  • 株式会社パワーネットフィールド
  • 株式会社しおじり街元気カンパニー
  • 美勢商事 株式会社
  • 笑亀酒造 株式会社
  • 居酒屋 瑞木
  • Bar On the Road

賛助会員(個人)順不同、敬称略

  • 宇治橋 淳
  • 浜 行雄
  • 矢ヶ崎 学
  • 小野 隆
  • 米窪 弘
  • 徳田 桂二
  • 伊藤 修
  • 吉江 慎太郎
  • 中野 潤
  • 松尾 直昭
  • 村上 智明
  • 小野 伸二
  • 小松 裕
  • 丸山 悦男
  • 石井 勉
  • 室山 正幸
  • 宇治橋 邦彦
  • 塚原 嘉之
  • 熊谷 風見
  • 中村 稔
  • 神戸 剛
  • 小林 正幸
  • 田口 正幸
  • 今井 隆士
  • 水谷 哲智
  • 丸山 大輔
  • 小松 直
  • 等々力 直樹
  • 粟倉 巧
  • 小野 勝洋
  • 上条 貴裕